YMM4 API Documentation
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Last updated: August 6, 2025

非公式のプラグイン開発者用解説集

YMM4のプラグインシステムについて

YMM4はバージョンv4.20.0.0より本格的なプラグインの対応が始まりました。1現在はさらにいくつかの種類のプラグインを製作可能となった上、個々のプラグインをとってみても多くの機能が追加されました。このドキュメントでは、プラグインの作り方、およびYMM4から提供されているAPIについて解説します。

プラグインが継承するインターフェース、付与する属性

プラグインの名前やパラメータなどを提供するクラスは、その機能に応じて適当なインターフェースを継承したり、属性を与えたりする必要があります。ユーザーの操作やYMM4からの要求に応じて処理をするためのクラスやパラメータを保持するためのクラスは別のインターフェースや属性が必要になります。ここではそれら以外の例を示します:

クラスの目的 インターフェース 属性
映像エフェクト VideoEffectBase VideoEffect
音声エフェクト AudioEffectBase AudioEffect
図形 IShapePlugin (なし)
立ち絵 ITachiePlugin (なし)
波形 IAudioSpectrumPlugin (なし)
場面切り替え ITransitionPlugin (なし)
画像読み込み IImageFileSourcePlugin (なし)
動画読み込み IVideoFileSource (なし)
音声読み込み IAudioFileSourcePlugin (なし)
動画出力 IVideoFileWriterPlugin (なし)
音声合成 IVoicePlugin (なし)
テキスト補完 ITextCompletionPlugin (なし)
多言語化 ILocalizePlugin (なし)

プラグインを作成する際に必要なもの

基本的に無からものを生むことは不可能です。これはコンピュータープログラムをとってみても同様に言えます。YMM4のプラグインを作成する際に必要なものは次の通りです:

  • PC(Windowsが好ましい2
  • Visual Studio、Visual Studio Code、Rider、Vimなどのコードエディター
  • .Net 9 SDK(ビルドに必要、Visual Studioではワークロードからインストール可能)
  • YMM4(プラグインにはYMM4のアセンブリが必須であるため。上記参照)

また、作成したプラグインを公開する際は次のような手段が必要です:

  • GitHub
  • BOOTH
  • Google Drive
  • OneDrive

なお、プラグインの作成、公開のプロセスは、別のページ(未作成)で説明します。

Footnotes

  1. この饅頭遣いのおもちゃ箱のページを参照

  2. YMM4はWindowsでのみ動作するため